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サクラ サクラ~紫根と日本酒の石けん


このあたりの桜の花も終わり。

花に嵐の吹かぬものかは
昨日の雨で名残の花もほとんど散りました。

遅ればせながら
今年の私の桜の石けん

20120213サクラ サクラ

【OIL】
オリーブオイル(紫根浸出)/ オリーブオイル / キャスターオイル / パームカーネルオイル / パームオイル / シアバター
【オプション】
濃紫・薄紫部分/日本酒(水分全量置換え)
白/トレハロース
コンフェ石けん(紫根)
【香り】
濃紫
ゼラニウムブルボン / ヘリクリサム / ベンゾイン / マンダリン
白・薄紫
ゼラニウムブルボン / ペパーミント / フランキンセンス / ローズウッド /フランジュパニ / シナモンリーフ / プチグレン

Rin'さんの歌う”サクラ サクラ”に魅かれて作った夜桜の石けん。

♪青く光る 桜並木 花明かりやわらかに
キミと離れ キミを辿る あの日見た月を探して♪

桜の白い花明りや
花のまわりに漂うような月の光が見えそうな気のするフレーズ。

濃紫は紫根のウル抽オイル30%、薄紫は10%。
紫根って、どうも空気に触れた面がグレイッシュな色になるみたい。
それに、紫根のウル抽オイル、時間がたつとさらに色が濃くなってます。
紫根は漉してから保存してたんだけど。
確か、以前緑茶でもこんなことあったな。

この石けんはリバーシブル。
闇の桜と月明かりの桜、いっぺんにって欲張りました。
ううーん、手ごわい紫根相手に欲張るべきではなかったかも~。
でも、狙ったのよりこっちのほうが好きだなぁ。

月や桜は異界の門。
いつごろからか、そんなイメージを抱くようになりました。

夜に桜の下をひとりで歩くと
後ろを振り返ることをためらうことがあります。
夜桜に見とれるとき、「きれい」と思う心の底には怖れが同時に存在していて。
でも、その「怖れ」は、なぜか懐かしく、
自分に近しいものであるような気がするのです。



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genre : 趣味・実用

冬の月~よもぎと日本酒の石けん2011


そちこちに
春の気配。
家の前の海ではいかなご漁の船が遠くに見えることもあります。

はぁ…、大好きな冬が終わってしまうぅ~。
春だって好きだけど、ゆく冬が惜しい。

この冬最後の石けん

20120213冬の月

毎年楽しみにしている日本酒”冬の月”。
一年に一度、師走に発売される
岡山の酒蔵、嘉美心(かみこころ)さんのお酒。
名前どおり、きりっと澄んだ味わい。
日本酒石けんって、
ほんとなら冬場に使えるように仕込んでおくのがいいんだろうけど、
12月の発売を待つので真冬には使えないのがちょっと残念。
石けんって、作ってから1ヶ月では、私にとってはまだいまいちな感じです。
2~3ヶ月熟成させると好きな感じに近くなるので、
冬の月の発売後すぐ作っても、
使うころには立春目前ってなコトに。
今年は出遅れて、作るのが1月下旬…!

去年と同じく、よもぎのINFオイルと組みました。
よもぎと日本酒、私の中ではベストカップルです。
ウル抽じゃないので石けんの色はベージュ。
上にうっすらかかってる淡い緑のは桃の葉のウル抽オイルの石けんです。
去年と違うのは日本酒の使い方。
去年は煮切らずに凍らせて、苛性ソーダの熱で少しずつ溶かしていく方法を採りましたが
今年は弱火で煮切って苛性ソーダを溶かして
完全に冷ましてから使用。
(アルコールとか、激速トレースが予想されるときはごく低温で攪拌してます。)
がっ!
これもやっぱりトレースはすごく速かった。
温かいオイルと苛性ソーダ液だと、きっと入れた瞬間にボテボテし始めてたな。
☆実は経験あり。
オイルとソーダ液の温度を下げておくと
激速トレースを少しは遅らせるコトができる、と
涙目になりながら学習シマシタ(笑 ☆

白部分【OIL】
オリーブオイル(よもぎINF)/ キャスターオイル / パームカーネルオイル / パームオイル / シアバター
【OP】
「冬の月」(日本酒)・水分全量置き換え
【EO】
薄荷 / 檸檬 / 乳香
【その他】
苛性ソーダ
緑部分【OIL】
オリーブオイル(桃葉ウルトラ抽出) / オリーブオイル / アボカドオイル / キャスターオイル / パームカーネルオイル / パームオイル / シアバター
【OP】
「ひめぜん」(日本酒)・水分全量置き換え
コンフェ石けん
【EO】
なし
【その他】
苛性ソーダ

白部分には冬の酒「冬の月」を、
緑部分には前回も書いた春の酒「ひめぜん」を。
冬から春への変わり目に使うだろうから
石けんにもその移り変わりを留めて。

冬から春へ
冬の凍てつく冴えた月から春の朧に霞んだ月へ
雪や氷雨から木々を目覚めさせるようなやわらかな雨へ
梅や沈丁花の、寒気が似合う清冽な花から
桜や桃の華やかな花へ
季節はゆっくりと移ってゆきます。

過ぎた季節、
去年は私にとってどんな年だったかな、と考えると、
それぞれはたいした出来事ではなかったけど
”理由のない「カン」とか「感じ」はかなりアテになる”ってこと、実感できた一年でした。
めぐり来る季節、今年は、
たぶん
”今やってることの中で、自分の「好き」を追っかける年”ではないかなって気がしています。


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ひいな餅~桃葉と茜根と日本酒の石けん


♪あかりをつけましょ ぼんぼりに
お花をあげましょ 桃の花♪

今日は桃の節句。
私の田舎では旧暦でやってたので、印象としては雛祭りと言えば四月、なんだけど。

雛祭りと言えば、
明るく華やかな女の子のお節句、
のはずなんだけど。
私の記憶やイメージはズレてるなぁ。

20120302にび色の空と海

こんな光を含んだ曇り空とか
薄暗い床の間とか
薄暗い部屋に浮かぶ七段飾りのお雛様とか

花やお菓子の記憶もあんまりなくて
甘酒は飲んだこともある、かな…?

外は
薄曇りだけど光の気配があって
部屋の中には静かな静かなお雛様

そのせいかな、
作った雛祭りの石けんはこんなの。
春らしい淡く澄んだ色じゃない。

20120213ひいな餅

菱餅にあわせて、緑・白・桃。
緑の部分には桃葉のウル抽オイル、桃色は茜根ウル抽オイル。
でも「白」がベージュになっちゃったよ。
日本酒を水分全量に置き換えたせいだろうな、やっぱり。
昔は、
桃花酒って言って
桃の節句に酒に桃の花を浮かべて飲んだりしたそうで、
三色ともオプションは日本酒、って決めてたし。
使った日本酒は
一ノ蔵という宮城の酒造メーカーの”ひめぜん”。
”華のように甘酸っぱいやさしいお酒”の謳い文句のとおり、
ほんとに春の花みたいなお酒。
去年の震災で被災されて、作ったお酒もずいぶんとだめになったらしいのですが、
再開されて頑張ってらっしゃるみたい。
やっぱり
春の石けんに使うのは
春のような、花のようなお酒がいいなぁ。

【OIL】
桃色→オリーブオイル(茜根INF)
白→オリーブオイル
緑→オリーブオイル(桃葉ウルトラ抽出)
(三色共通)
アボカドオイル / キャスターオイル / パームカーネルオイル / パームオイル / シアバター
【OP】
日本酒(煮切り)水分全量置き換え
【EO】
ジュニパーベリー / シナモンリーフ / パチュリ / フランキンセンス / マンダリン / ラベンダーブルガリア
(緑の部分は無香)

アボカドオイルを石けんに使うの、今ちょっとハマり中。
見た目も使用感も、ふんわり・やわらか、って感じで
春の空気感や光とリンクしてるみたいです。
(とか言って、味しめて年中使ってるかも♪)
香りは”和の花”の感じを出したくて、
以前使ったプレンドをちょっと変えてみました。

菱餅、っていうとなんか素っ気ないかなーと思って
春の季語の「雛の餅」をタイトル拝借(笑。
源氏物語の、紫の上の子どものころの「ひいな遊び」、
この「ひいな」って言葉、「ひな」より語感がやさしいなぁ、と
勝手に”ひいな餅”って言葉を脳内にて製造(あははっ、またやっちゃった)。
って思ったら、この言葉、実際にあるそうです。
どこかの風習で、
女の子の初節句にお餅を配ったり
娘さんがお嫁に行って初めてのお節句に実家にお餅を持っていったりするんだって。

ってことで(どういうコトなんだか?)
本日はちょこっと飲みます。
でも
ホント、”飲む”だけ
ちらし寿司もひなあられも貝の潮汁もないし。
気分だけひたるほうが気楽でいいや♪

20120218桜杯

桃花酒としゃれこむワケにはいきませんが(んな凝ったコト、ワタシはやんない)、
花びらひとひら沈めたお猪口で
春の花みたいな酒を
好きな本を読みながら楽しむとしますか♪


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雪やこんこん~ホットワインの石けん


雪だ!
雪だぁ!!
(豪雪地帯の方、ゴメンナサイ。)

20120218雪やこんこん

長らく冬眠してました。
雪に浮かれておめめが覚めた。
この辺はわりと温暖で雪なんてめったに降らないのでついつい…。
昔、一人暮らししてたとき、
風邪ひいて高熱出して、やっと熱が下がったら雪が降っていて、
病み上がりで真夜中なのに
そのまま散歩に出ちゃったことがあったなぁ…。
(浮かれた気分が薬になって、ぶり返しもせずそのまま治った。)

先日作ったのは赤ワインの石けん。
こんな寒い日にはうってつけの熱々のホットワイン、
そのレシピをそのまま応用しました。
赤ワインにスパイスを入れてあたため、
砂糖やはちみつで甘みをつけて
スライスオレンジを浮かべて
ふうふう吹きながら飲んであったまる。
(私は年中冷酒やビール愛用なので、こういうのはほぼ作らないけど。)

実は、
赤ワインの石けんって、
熟成中は死ぬほどクサいって聞いたんですね。
ほんとにそれほど臭いのか、試してみたくなったのもアリです。
ホットワインのレシピ通りに
シナモンとクローブとカルダモンを赤ワインに漬け込んで
煮切ってアルコールを飛ばして水分全量で使用。
赤ワインの使用感を知りたかったので、はちみつなどは入れませんでした。
シナモンって、いろいろ効果あるみたい。
”肌老化の鍵は毛細血管で、減るとシミやしわなどができやすくなる。加齢によって簡単に消滅する”
シナモンに含まれる成分が
この毛細血管をたった2~3時間で修復してくれるそう。
内用・外用、どちらもOK。
刺激に弱い人は外用はやめといたほうがいいと思うけど。
ホットワインにして飲むのは
赤ワインのポリフェノールも採れるのでもっといいらしい。

結論から言うと、ですね、
別にそんなに臭くはなかったな。
たんぱく質系のオプションを使ったときのアンモニア臭のほうがよーーーっぽどえげつないです。
ただしコレも激速トレース!
アルコールが残ってる確率は相当低かったんだけどな。

20120218ホットワイン石けん

市松もどきの模様になってるのは
激速トレースのために表面がガタガタになったのでリカバーしたため。
最初は、中のコンフェ入りとこげ茶っぽい生地の2層だけだったんだけど、
リカバーするときにふと思いついて、
縦半分に切って互い違いにあわせておいてから、
リカバー用の生地を作成してその中に沈めました。
そのリカバーもまた激速トレース…。
普通なら重みでずぶずぶ、なんでしょうけどソコは激速トレース。
型入れ十秒足らずでこの重みをホールドできるくらいには固まってました。
いいのやら悪いのやら…。
3度目リカバーしようかとも思ったけど、
さすがにその3度目の部分が使ってるうちにはがれるかもと思ってやめました。

ちなみにこの石けん、生地はすべて同じオプションと同じオイル配合。
ジェル化による温度差のせいで、こんなにくっきり違ってます。
コンフェ入れた部分はやっぱり温度は上がらないのが一目瞭然です。
手間は食ったし苦労もしたけど、
それ以上に私にとって
”聞いてたことを実際に経験した”石けんになりました。
思うようにならなかった、って意味では「失敗」なんだろうけど、
自分ではあんまり失敗作とは思ってない。
どんな見た目だって、
作った本人にとっては「やっぱりカワイイ♪」ものなのね~。

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燭台みたいなソープデッィシュ~のりりんサンタ便パート2


この間アップした古代ケルトのおまじない石けん。
仲良くしてるのりりんさんにプレゼントしました。
のりりんさんは木の実などのドライ素材を使ったトロッケンゲシュテックっていうクラフトの認定インストラクター、そしてもちろんソーパーさん。
木の実のコンフェを使った石けんがツボったみたい。
そのお礼に、ってやってきたのがこれ

20111216のりりんさん便1
開けたとき、てっきりこのトロッケンの小物入れがお礼だと思ったんですよねー。
この木の実各種のアレンジ、私にとっては超・ツボで。
こういうナチュラルでしっかりした技術も感じられるものってすごく好き♪
で、お手紙を読むと・・・、
ソープディッシュ?!
あわてて蓋を開けてみると

20111216のりりんさん便2

このソープディッシュがご光臨~♪
も、びっくり!
海老で鯛を釣るとはまさにこのことか?!
この小物入れもソープディッシュものりりんさんのお手製なんだって!!
「さびないからね~」って。
これ見ただんなさんも目が点!
「こんなん、作れるの?!」
欲しそーな光線が出てた気がするけど、見ないふり、見ないふり!
知らないモン・見てないモン、これは私のなんだもーーん♪
しかし・・・、使えるのかね、私に。
小物入れはもったいなくてお蔵入りしそう。
以前のりりんさんにもらったアレンジと同じく、ときどき取り出して見てはにやけるんじゃないかなぁ。
のりりんさーん、ありがとう♪
大事にしますねーーー!!

このソープディッシュはキャンドルスタンドとしても使えるそう。
実は見た瞬間に「これ、キャンドルスタンド?」って思ったの。

これ、どこかしらアンティークな雰囲気、あるでしょう?
これを見たときに思い出したのがハヌッキーヤー。
ハヌカーっていうユダヤ教のお祭りで使われる七枝、もしくは八枝の燭台。

120px-Hanukkijja_messing.gif

もともとはオリーブオイルを入れた皿を燃料にして明りを灯したそう。
のりりんさんからのプレゼント、
うずを巻いた部分の直径が3㎝超えてるので、そういう使い方もできそう。

このハヌカーっていうお祭りはクリスマスの時期と重なってて、
一日にひとつずづこの燭台に火を灯し、ラストに全部に火が灯るそう。
もともとの起源を一言で言うと、「失われたものを取り戻したお祝い」ってとこでしょうか。
奪われ、汚された神殿を取り戻した記念。
その人たちにとって大切なものを取り戻した記念。

今年は、失われたものの多い一年でした。
地震で亡くなった方々、
大切な人を失った方々、
原発事故で、天災で、還るべき場所を失った方々
世界的に見ても、失われて還らないものがどれだけ多かったか。
ひとつの時代の終わりを感じさせる出来事もいくつかあったけど、
それもまだ産みの苦しみの中にいるようです。
夜明け前の闇はいちだんと暗い、っていうような。

ポール・ギャリコの作品に
”雪のひとひら”っていうのがあります。
雪の一片をひとりの女性の一生になぞらえて書かれた作品。
生まれ、恋をし、子どもを育て、連れ合いを亡くし、
やがて子どもも巣立って一人に戻り、命を終える女性の話。
主人公の”雪のひとひら”はまさに名も無きひとりの女性そのものです。
世の中には確かに、優れた名を残す人がいます。
でもそうした人を支え、社会を形作るのは
まぎれもなく雪のひとひらのような”無名の人”。
無数の雪のひとひらのような人たちによって
歴史の底流ってのは作られてきたと思います。
夜空の、名前も意識されない無数の星のように。
今も、
失われたものは戻らなくても、新しく作るために動き続けてる人たち、
地上の、その無名の星のような人たちがたくさんいるんでしょう。

いつか
失われた以上のものを手にしたと思える日が来ますように。
地上の星が光り続けますように。
取り戻した象徴として燭台に火を灯す、そんな日が来ますように。

それに、
雪のひとひらが命を終える瞬間は、けして悲しいものじゃありません。
「ご苦労さまだった、小さな雪のひとひら。さあ、ようこそおかえり」という声に迎えられて生まれる前にいた場所へ帰っていくんです。

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白薄荷糖

Author:白薄荷糖
波音をBGMに、海と空の色を背景に、石けんを作ったりアイデアを考えたりしています。

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